イギリス バスロールサイン「CHARLTON HORNFAIR ROAD」。
大きなバスがいつもの停車場に止まる。行き先を示すバスの表示を人々が眺め乗り込む。
そんな見慣れた風景を見守るように休まず回転しては行き先を教えるバスロールサイン。
バスロールサインとは、バスの前方に表示されていた行き先表示のこと。
大きな長方形のリネンに目的地が印刷されたものを回転させて、次の行き先を案内していました。
1960年〜90年代頃までのイギリスやアメリカで実際に使用され、現在はデジタル表示になっているため、
ヴィンテージとしての価値が高く、それを真似たレプリカまでもが人気。
書かれている文字からロンドン南部を走るバスのよう。
それぞれ地名や駅の名前となっており、2段目のエレファント&キャッスルも地名。
この不思議な名前が付いたのは、中世の時代に、Castile (カスティーリャ)王国の王女が政略結婚で嫁いできた際に、
イングランド皇太子との対面を前にして、花嫁衣装に着替えたのがこの地区だったことから
「Infanta da Castile(カスティーリャの王女)」 という地名がついたのがもともとの由来だそうです。
それがいつしか外国語を解さないロンドンの一般市民の間で 「Elephant & Castle」 と間違って認識され現在に至る。
さまざまな古い歴史とドラマを持つロンドン。
このバスロールサインが、人々を乗せ、街を颯爽と走っていたバスの風景を想像させ、
リネン地に残る染み、端の破れやしわが幾度と無く回り続けた当時を物語ります。
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76cm×83.5cm
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